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JOHNSTONS OF ELGIN -Ⅰ-

10/09/2017


ロンドンを離れ向かったのはスコットランド北東部の街アバディーン。
一泊した後、さらにローカル電車で約1時間かけて訪れたのは、スコットランドを代表するミル JOHNSTON OF ELGIN(ジョンストンズ オブ エルガン)。
十数年振りとなる再訪でした。




主にカシミアを始めとする高級獣毛を得意とし、カシミアニットの工場も加え700名以上のスタッフを抱えるJOHNSTONS。なんと200年を超える歴史を誇り、チャールズ皇太子のロイヤルワラント(王室御用達証)も預かるまさに「名門中の名門」です。
実は英国で初めてカシミア織物を生産したのも同社だそうです。

以前訪れた時も立派なカフェレストランと併設されたファクトリーショップがありましたが、今回訪れるとミュージアムスペースのある新たなショップがオープンしていました💦




一般のお客さんも同社のヒストリーやもの作りを解説した映像が見れたり...




「歴史的な生地がどうやって製品化されてきたか」を説明化するコーナーも...




日本では「タータンチェック」(氏族を表すクランタータン)が有名ですが、スコットランドの文化を語るうえで欠かせないもうひとつの生地「エステートツイード」(特定の地域を表す色柄)の生産でもJOHNSTONSは知られてきました。

写真の右に移っているパネル写真について、次回説明させていただきます!