la mode europeénne sélectionné pour vous

BUAISO -Ⅱ-

7/29/2014

前回からの続きです。
雰囲気のある門をくぐると、奥には次郎と正子夫人の居住スペースだった母屋があります。
勿論中に入る事もできるのですが、残念ながら撮影はNGとなっています。
茅葺屋根の元は農家で、古民家の素晴らしい雰囲気のなか当時の家具や雑貨がそのまま残されていて以前の雰囲気を体感することができます。
次郎愛用の時計、ライターの他、「葬式不要、戒名無用」の有名な遺書の実物も展示されていました。




こちらは離れで、手前が喫茶店、奥はギャラリーとして使用されています。
ちなみに夫人の正子は樺山伯爵家の令嬢で、結婚後は随筆家として活躍したほか造詣の深かった骨董の店を営んだこともあったそうです。



母屋の横には素敵な散策路が。
駐車場の横まで行って折り返してしまうすごく短いものでしたが、次郎が暮らしていた当時はどのような眺めだったのか考えるとワクワクしてしまいます。

仕事途中の短い滞在でしたが、期待通りの素晴らしい家屋と環境でした。
白洲次郎のファンで、まだこの武相荘に行かれたことのない方にはぜひお薦めいたします!